パソコンのキーボードで1番「これは使ってないなぁ......」と思うキーは何?という記事を見かけたので、自分のPCについて記してみます。

個人で使うPCでは自分の都合のいいようにキーの配置を変えたり動作を変えたりしています。

使用しているのは次のフリーウェアです。

  • KeySwap
  • キーの配置を変更できます。
    作者による説明はこちら
  • XKeymacs
  • Windowsのアプリケーションでテキストエディタemacsのキー操作を行えるようにするものです。
    説明はこちら

これらを利用している理由は、テキストエディタemacsのホームポジションから指をあまり移動させずに行える操作が手に馴染んでしまい、他のアプリケーションでも同様な操作を行いたかったからです。

次のような変更をしています。ホームボジションから手をずらして操作することを極力避けたいという物臭な方針による変更です。

無変換キーに左Ctrlの割り当て

emacsを使っていると、カーソルを移動させる操作などで頻繁にCtrlキーと他のキーを併せて押下します。そのお陰で右手をホームポジションから離し てカーソルキーに移すこと無くカーソル移動を行えますが、Ctrlキーの位置は左右両方共にホームポジションから手をずらさないと押せません。両端にある ので小指で押すものに思われますが、小指で操作し続けると指がつりそうです。

CtrlをCapsLockに割り当てる例を よく目にします。大学の研究室でPC-9801を使っていたため自分でもそのような割り当てにしていた時期もありました。しかし、そうすると CapsLockを左の小指で押下することになり、Ctrl+AやCtrl+Zのような小指で操作するキーをCtrlと同時に押下するような場合に指をずらさなくてはなりません。そういう点からも無変換に割り当てるほうが操作しやすいと思ってます。

そこで、スペースの左にある何のために使うのか不明な無変換キーに左Ctrlの機能を割り当てます。こうすればホームポジションに手を添えたまま容易に左の親指でCtrlとして機能する無変換を押下しながら色んなキーを操作できます。特にemacsのC-M-(CtrlとAltの同時押下)の操作は左の親指だけで行えます。

記事によると無変換は文字をカタカナに変換するもののようですが、(設定にもよりますが)カタカナへの変換はCtrl+Iで行えるのでそれで十分です。

変換キーに半角/全角・漢字の割り当て

ひたすら日本語のみ、または、アルファベットのみを入力していくのであれば全角・半角を切り替える必要はありませんが、全角と半角を入り交えて入力するような場合には(通常、そのようなことが多いのですが)一々、隅っこのキーまで指を移動させるのは面倒です。

これをスペースの右にある、これまた用途不明な変換キーに割り当てます。これで全角・半角を切り替えたいときには右の親指で容易に押下して変更することが出来ます。

この設定はAltIMEというソフトウェアを使っていた時の設定を真似たものです。

CapsLockにEscの割り当て

CapsLockほどその位置に対する存在意義が無いものはないでしょう。CapsLockなんて隣の部屋に置いてあってもいいというくらい不要です。一方、入力の取り消しとかキャンセルをクリックする代わりにEsc操作をするのですが、本来のEscはホームポジションからはるか彼方にあります。さっと操作したいキーなので無用の長物のCapsLockのところにそれを割り当てています。左の小指でさっと操作できて便利です。

CapsLockは、繰り返しますが無用の長物なので他のキーに割り当てし直すなんてこともしません。

大文字だらけの文字を入力したい場合には、emacsで普通に小文字で入力した後に対象の文字の先頭でM-u (Alt+U)とすれば大文字に変換してくれます。

viのようなモードの変更で頻繁にEscキーを使うようなテキストエディタを使うような場合でもCapsLockの位置にあれば操作が容易になります。

カタカナひらがな・ローマ字キーにEnterの割り当て

様々な入力を確定するときにEnterキーの入力が必要なのですが、このEnterもホームポジションから手を移動させなければならないところにあるので、これも存在意義の分からないカタカナひらがな・ローマ字キーに割り当てます。

通常、Enterキーの操作はCtrl+Mで(上述の設定より、無変換+Mで)行っているのですが、それが使えない場合や片手でEnter操作したい時にカタカナひらがな・ローマ字キーに割り当てたEnterキーを使っています。


このように標準のキーバインドとは違う配置にしているので、普通のPCを操作する場合にはかなり難儀してしまいます。


以下、記事の順位に対して触れてみます。英語を入力する場合以外で記してみます。

Q.使用しているパソコンのキーボードで、「1番使ってない」と思う文字キーは何ですか?について。

radikoでの他地域の局の聴取・自動プロキシ設定スクリプトの設定 / Listening to radio stations in other areas on radiko - Describing automatic proxy configurationで触れたように外国人とチャットするときに英語を使うことがあるので、ローマ字での日本語入力で使わないアルファベットもちょくちょく使うのですがそれ以外の場面について記します。

  1. 第1位 「Q」......131人
  2. emacsでコントロールコードを入力する場合にC-qの操作をするのに使っています。emacsでMewを使っていた頃はMew画面を閉じるのに頻繁にqを使ってました。
  3. 第2位 「X」......31人
  4. emacsでは他のキー押下との組み合わせで使うC-xやM-xの操作をするときに必要です。「ぁぃぅぇぉ」などの小さな文字を入力する前に使うことがあります。(Lで代用できますけど)
    Ctrl/⌘+Xでのカット操作として頻繁に使われているはずではないかと思うのですけどそうではないのでしょうか!?(先述のXKeymacsを使っているとカットの操作はC-w(Ctrl+W)と変わります)
  5. 第3位 「\」......29人
  6. Windowsでのパスの指定に要ります。ウィンドウズキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を表示させて、そこにパスを入力してフォルダを開いたり、プログラムを実行したりするときに入力しています。プログラミング言語での制御文字を記述するのにも欠かせません。
  7. 第4位 「^」......19人
  8. 正規表現関連でしか使わないかな?GUI環境ではないemacsで画面分割したの枠を広げるのにC-x ^を使うくらいでしょうか。しかしチャットなどで「~」を入力するときにはShift+^で使ってます。
  9. 第5位 「L」......15人
  10. emacs, zshなどでCtrl+Lで画面をすっきりさせる操作によく使ってます。Windowsでロックをするときにウィンドウズキー+Lを使います。

日本語を入力するという場面のみを考えると要らないキーですが、PCで作業をすることを考えると欠かせないものです。

「このキーは正直要らないのでは」について。

  1. 第1位 「Pause/Break」......36人
  2. ウィンドウズキー+Pause/Breakでシステム情報を見るときにしか使ってません。
  3. 第2位 「Insert」......35人
  4. 上書きモードにしておく必要性が分からないので、これは要りません。
  5. 第3位 「Caps Lock」......30人
  6. 要りません。自分のPCにはこの機能のキーは存在しません。
  7. 第4位 「無変換」......29人
  8. 上述のとおり、何の機能か知らなかったのでCtrlキーを割り当ててます。機能としては要りませんが、Ctrlキーとして使っているのでこの場所に必要となってます。
  9. 第5位 「Fn」......19人
  10. 普段はノートPCにUSBキーボードを接続して使っているのですが、その時に有効にしたままになっていたNumLockを解除するときに時々使ってます。逆に、このキーが無かったらそれを解除する術が無くなってしまいます。輝度の変更にも使えます。

結局、何を記述するかによりけりというところでしょうね。